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日本の伝統的なくつろぎ着、作務衣とは?作務衣の基礎知識について

作務衣の基礎知識 作務衣
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皆さんは家にいるときは何を着ていますか?

ごわごわした服とか締め付けのきつい服はいやだな~

家でリラックスして過ごすときは、やっぱり楽な服で過ごしたいものです。
でも、スウェットやジャージ、あるいはパジャマのままだと、だらけた感じ…
また、急な来客やちょっとした外出のときに少し困りますよね。

そこで最近注目されているのが、日本の伝統的なくつろぎ着作務衣さむえ

とはいえ「え?作務衣?」という方もまだまだ多いはず…

というわけで初めての方にもわかりやすく作務衣について次のことをまとめました!

作務衣について知ろう!
  1. 作務衣とは?
  2. 甚平とは違うの?
  3. 作務衣の魅力
この3つを簡単に解説するよ!
ほうりん

作務衣とは

お坊さんや陶芸家などの「和」の仕事をされている方が着ているイメージの作務衣

なんとなく仏教的・伝統的な着物っていう雰囲気はあるよね

では、作務衣の歴史から見ていきましょう。

作務衣の歴史と仏教

作務衣はもともと禅寺のお坊さんの作業着でした。
作務衣の「作務」とは作業勤務を約した言葉で、 掃除や薪割り、畑仕事など寺院を維持するための 労働のことです。
作務衣には特定の形があるわけでなく、作務を行う時に着るもの全般を指していたのです。

作務衣が今のような形に落ち着いた時期ははっきりとしませんが、一説には昭和40年頃に永平寺で用いられたものが原形とされています。

現代の作務衣

最近では、禅寺のお坊さんの作業着としてだけでなく、一般の人も作務衣を着るようになりました。

作務衣は作業をするために着るものなので、とても動きやすい上、着心地もいいんです。
さらには作務衣は着物などと違って面倒な着方がないにも関わらず、着物を着ている雰囲気を体感できます。

なので、作業着としてだけではなく「くつろぎ着」として、若年層から老年層まで年代を問わずに愛用者が増えています。

作務衣は男性用と認識されているようですが、女性でも着こなすことができますよ。
「お出かけ作務衣」などさまざまなデザインが出てきて、女性のくつろぎ着としても広く着られているようになりました。

作務衣ってなに?
  • もとは禅寺の作業着
  • 動きやすく、着心地がいい
  • 最近はデザイン性も高い
最高のくつろぎ着!
ほうりん

作務衣と甚平の違い

作務衣のことは知らなくても甚平なら知っているという方は多いのではないでしょうか?

甚平はユニクロやしまむらなどでも販売されており、夏祭りなどで着る人も多いメジャーな着物ですね。
作務衣と甚平は形がよく似ているので混同している人もいるでしょう。
ここでは作務衣と甚平の違いについて解説します。

作務衣と甚平の違い|由来

作務衣は禅寺のお坊さんが作業着という由来でした。
一方で甚平は、江戸時代末期に庶民が着ていた「袖無し羽織」が「陣羽織」に似ていたから「甚平」と呼ばれるようになったとされています。※諸説あるようです。

つまり、お坊さん由来が作務衣で、庶民由来が甚平というわけです。

作務衣と甚平の違い|形

作務衣と甚平を混同する人は多いですが、並べて見てみると全然違うことがわかります。

作務衣と甚平を見分けるポイントはズボンの丈の長さです。
作務衣の丈は足首まで、一方で甚平の丈はひざ下までです。
作務衣は長ズボン、甚平はハーフパンツなんです。

もう一つのポイントは上着の袖の長さです。
一般的には作務衣の袖は長く、甚平の袖は短いのが特徴です。
また、ほとんどの甚平は、風通しをよくするため脇をタコ糸で編んでいます。

細かく見ていくと作務衣と甚平とで違うところはまだありますが、上の2つが見分けるポイントになりますよ。

作務衣と甚平の違い|素材

作務衣も甚平も素材は主に綿です。

甚平は夏に涼しく過ごすための着物なので、麻と綿の混紡こんぼうや麻100%というものもあります。

一方で作務衣は年中着用するものなので、季節によって素材が変化します。
夏は麻、冬は中綿入れなど素材にバリエーションがあります。
また、綿の生地も分厚いものから薄い生地まで幅広く使われています。

作務衣と甚平の違い
  • 作務衣はお坊さん由来、甚平は庶民由来
  • 作務衣は長ズボン、甚平はハーフパンツ
  • 作務衣は素材のバリエーション豊富
結構違うんだね!
ほうりん

作務衣の魅力

作務衣はもともと作業をするための着物なので、丈夫な上に動きやすく着心地がとてもいいんです。

また、主に禅寺で着られてきた作務衣ですが、最近はいろんなところで幅広く着られるようになってきています。
いろんなニーズに応じて、作務衣のデザインや素材もバリエーションが増えてきています。

さらに禅寺で着用されていたこともあり、作務衣に袖を通すだけで身が引き締まるとともに、普段のストレスからも解放された気分になります。

作務衣の3つの利点
  1. 丈夫さ、動きやすさ、着心地の良さ
  2. デザインと素材のバリエーションの多さ
  3. 精神性の高さ
他にない魅力だね!
ほうりん

これら3つの利点をあわせもった衣類はほかになく、作務衣にしかない魅力となっています。

普段着としてくつろぐために着る方が一番多い作務衣ですが、機能性、デザイン性、そして精神性をあわせもつ魅力からお寺だけでなく、職人や整体師といったいろんな方が愛用しているんですね。

作務衣の基礎知識について|まとめ

もとは禅寺の作業着としてお坊さんが着ていた作務衣

その丈夫さと動きやすさ、着心地から幅広い層に着用されるようになり、今ではデザインも豊富でおしゃれな作務衣もたくさんあります。

作務衣なら家でのくつろぎのひと時を過ごすだけでなく、急な来客やちょっとした外出でも颯爽と出ていくことができますよ。

作務衣デビューをして、身も心もくつろげる時間を過ごしてみませんか?

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